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Universal Field ユニバーサルフィールド

トレーナーコラム

ゆっくりランニングでも、うれしい効果は盛りだくさん

2022.10.11

先週お届けしたUFメルマガのタイトル「秋に走りこめば強くなれる!」にも走り込みのワードがありましたが、実際、何の為に走り込みをするのか?

心肺機能上昇の為
脚を鍛える為

ほとんどの方がこの二つの理由が思い浮かぶと思いますが、実は意外と知られていない効果があります。

それは、毛細血管を増やす効果です。

高いパフォーマンスを維持するためには、酸素と栄養を運ぶ血液が重要です。
効率よく血液を体の隅々まで運ぶための毛細血管は、走る際に生じる地面からの衝撃が刺激となり、毛細血管の発達が促進されます。
久しぶりに痒みを感じる方は、走ることにより眠っていた毛細血管が刺激されている為です。

毛細血管が発達すると全身への酸素の供給がスムーズになり、ランニングのパフォーマンスUPの向上につながるのはもちろん、 皮膚に酸素や栄養が届けられることによる美肌効果や全身隅々まで血液が行き渡る事による免疫力アップも期待できます。

今すぐにでも始められるランニング習慣、お一人でも、仲間たちとでも、ぜひオススメです。

●樋口が担当しています↓

ペースメーカーがいるとなぜ楽に走れるのか?

2022.10.4

こちらのコラムを読まれている方は今までいろんなランニングイベントに参加されて1人で走ることの難しさを感じられている方は多いかと思います。
集団で走っていて抜け出したとき、集団から遅れて単独走になったときに失速した経験は皆さんあるかと思います。

では、ペースメーカーについていっている時と、単独走になった時に何が変わるのか?

それは、リズムと接地位置(歩幅)です。

目の前に人がいるときは、前の人の脚を蹴らないように無意識に早めに脚を振り下ろす事で、 自分の真下に接地が出来ていますが、単独走になると前が解放され脚が重心より前に出がちになることでブレーキのかかる接地となってしまい、 効率の悪い走り方になってしまうのです。

それに伴いストライドが間延びしてしまい、リズムもゆっくりになってしまいます。
失速しないコツは、軽快に走れているときのリズムを覚え、それをひたすら刻むことを意識すると良いでしょう。
軽快に走れているときは自然と重心の真下への接地も出来ています。
ただ、リズムはタンタンタンや、タッタッタッ、など人それぞれです。

自分のリズムを掴む為には様々なトレーニングやレースを通して掴んでいくしかありません。
普段フォームを意識しているのに伸び悩んでいる方、軽快に走っている人のリズムを真似してみるのもオススメです。

UFで開催している3020シリーズも、ペースメーカーはもちろん、様々なレベルのランナーが参加されますので、 大会としてだけではなく、トレーニングの1つとしても利用してもらえると良いかなと思います。
自分のリズムを掴む事が出来るかも!

■第13回 UF3020 in 宮崎《2022.11.6開催》
https://universal-field.com/event/uf3020/about/about-2022-13.html

●樋口が担当しています↓

真夏の夏バテ対策、まだ間に合います!

2022.6.21

梅雨時期に食欲は減退し、体の栄養は不足しがちになり、その影響は身体の細胞が入れ替わる周期
つまり今から1か月後の7月8月の夏本番には夏バテとなって表れます。
(※代謝に関する重要な器官、肝臓・腎臓・筋肉の細胞は約1か月で入れ替わり、ほかの大部分の細胞は約4カ月で入れ替わります)

そんな時期にはさっぱりとしたソーメンを食べたくなりますよね?
しかし、シンプルなソーメンでは栄養が不足しがち。
色んな具材をプラスすることで夏バテ対策の“最強料理”に変身する事が出来ます!

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◎山芋・オクラ・なめこ・納豆
疲労回復効果のビタミンB群、カルシウム、カリウムなどが豊富。
さらに、ネバネバ成分にはたんぱく質の消化吸収を助けくれる働きもあります。
また、関節の素となるグルコサミンやコンドロイチンが含まれているので関節痛の予防も期待できます。

◎刻み海苔
日本最強食材!5大栄養素だけでなく、貧血予防効果の葉酸、強肝作用のあるタウリンはお酒好きにも嬉しい効果が♪

◎万能ネギ
アリシンは血行を良くし、ビタミンB1の吸収を促します。

◎大根
すりおろすことで、糖質、たんぱく質の消化を助ける酵素が豊富に摂れます。

◎青じそ
ビタミンA・B・C、カルシウム、カリウム、鉄分を含み、殺菌効果も期待出来る万能食材!
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どの食材も手軽に手に入る食材で、調理も刻むかすりおろすだけ、簡単にその恩恵にあやかる事が出来ます。

栄養に関しては、まだまだ紹介したいことがいっぱいありますが、もっと知りたい方はユニバーサルフィールドの 管理栄養士 吉村仁志による栄養講座がおススメです♪
↓↓↓
■アスリートのための栄養講座《6月25日開催》
https://universal-field.com/event/tegelecture/

トレーニングの効率を上げるには『栄養』はとても重要な要素になります。
成長期のお子様をお持ちの方、食事管理を見つめなおしたい方、どんな方も大歓迎です。

●樋口が担当しています↓

勝利至上主義はいけないこと?

2022.4.26

全日本柔道連盟が主催してきた、個人戦の全国小学生学年別大会の廃止を決めました。
この決定は、極端な勝利至上主義によって発達段階にある小学生に対し、減量を行ってまで勝利を目指すことが果たして健全であるのか? といった懸念から判断されました。(団体戦はチーム一丸となって勝利を目指すといった意義を重視して継続するようです。)

私は、小学生を中心に“かけっこ”を教えていますが、“生涯スポーツ”として「走ることに限らず、何かしらのスポーツを続けてほしい」といった方針で、まずは『自分の思い通りに体を動かせる』ようになることを重視しています。

この思い通りに体を動かせるようになることで、他のスポーツにも生かしてもらえたらなと思っています。

行き過ぎた勝利至上主義にはもちろん反対ですが、勝利やそれぞれの目標に向かって努力し成功体験をしたり、 または失敗を糧に努力する向上心を培うことは心の成長に欠かせないと思います。

問題なのは、体や心の成長を疎かにしてまで勝利を目指すことにあります。
健全にスポーツを楽しむためには、指導者はもちろん、一番身近な親御さんが冷静になってお子様の成長を見届け、見極めることが大切だと思っています。

これから“生涯スポーツ”として様々なスポーツと出会い、楽しんでくれる人が増えるように微力ながらジュニア指導を通じてお手伝い出来たらなと思います。

●樋口が担当しています↓

トレーニング効果をより高める為に

2022.2.15

前回のコラムでプロテインを摂取することを躊躇される方もいらっしゃるかもしれませんが、プロテインが悪というわけではありません。
適したタイミングで、適した量を摂取することで、トレーニング効果を高める事が出来ます。

運動中、体の中では筋肉に蓄えられているグリコーゲンを消費していきます。
この筋グリコーゲンが不足してきますと、体脂肪をエネルギーに変え、運動後にもエネルギー消費は続きます(アフターバーン)。
運動後のエネルギー補給(リカバリー)が遅れると、筋肉のたんぱく質をエネルギーに変えます。

そうなってしまいますと、筋肉は痩せ、疲労が蓄積され、パフォーマンスが落ちてしまい、せっかくのトレーニングの効果が減少してしまいます。
体脂肪の燃焼器官である筋肉が減少してしまうのは、ダイエットの観点からも良いことなどありませんよね。

トレーニング効果をより高める為に、運動後は筋肉のグリコーゲンとタンパク質合成のリカバリーを促進する適切な栄養補給を行いましょう。
運動後の食事は、筋肉の修復に使われることが多いため脂肪になりにくいとされています。
とくに筋肉を増強したい場合には、運動後の30分以内のゴールデンタイムにタンパク質を摂るとそのタンパク質から筋肉が作られるといわれています。
しかし、運動後の着替えや移動、談笑などをしていると、1・2時間はあっという間に過ぎてしまい、リカバリーに最適なゴールデンタイムを逃しがちになります。
そんな時こそ、栄養バランスに優れ、持ち運びに便利なプロテインを活用すると良いでしょう。

食事での摂取が出来る方は、糖質とタンパク質を意識したツナや鮭のおにぎり、たんぱく質をより多く摂りたい場合には吸収効率の良いゆで卵もおススメです。

最後に、意外と疎かになりがちですが、何の為にその食事を摂っているのか、トレーニングも食事も、目的意識を持って行うことが大事です。
週末に行われる鏡洲の森トレイルフェス、ゴール後のふるまい食はリカバリーを意識した内容になっています。
目的意識を持ったふるまい食を楽しんでください。

●樋口が担当しています↓ 
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樋口亨 ひぐちあきら
《出身》
宮崎県西都市
《資格》
整体師 / メディカルトレーナー
JAAF認ジュニアコーチ / 幼児体育指導者2級 / 第1種銃猟 / わな猟
《経歴》
都城自衛隊(自衛官)
宮崎スポーツトレーナー学院講師
《大会実績》
・宮崎県陸上競技選手権大会
第60・61・62・66・67回 3000msc優勝(62回大会優秀選手賞)
第62・68回 1500m優勝
・九州一周駅伝
宮崎県代表3回出場
第59回大会優勝・区間2位