今回はプロテインについて語りたいと思います。
と言いますのも、以前から高校生に食事についてのアドバイスを行っていると、プロテインの過剰摂取?と思うことが良くありました。
『故障予防にプロテインを摂りなさい』というアドバイスで、多い子は朝練前、夕連前、夕連後、就寝前と1日4回(中には昼食前に摂っている子も)プロテインを飲んでいる子がいました。
誰がこんなアドバイスを?
聞いてみるとスポーツ店の方がこのようなアドバイスをしているようでした。
少し考えれば沢山売る為に何回も摂取させていると解りそうなものですが、素直な子供(そして子供を思う親)はそれに素直に従ってしまいます。
確かにたんぱく質は、筋肉と骨の材料になるのですが、過剰に摂取してしまうと、カルシウムが尿に溶け出してしまうという作用があります。
つまり、骨密度が弱くなります。
カルシウムをしっかり摂っていれば大丈夫なのですが、日本の食事ではカルシウムをしっかり摂るには、やはりサプリメントに頼らざるを得ません。
しかし、プロテインを勧める方は「プロテイン+カルシウム」の話をされる方は少ないように感じます。
そもそも、過剰なプロテイン+サプリメントは、内蔵(特に腎臓・肝臓)への負担が大きくなります。
・プロテイン以外の成分の混入
インターネットなどで購入できる海外製品については一部、ヒ素、カドミウム、鉛、水銀等の重金属が検出され、中には安全基準を超える量が混入していた報告があると国立スポーツ科学センターが公表しています。
過剰摂取以前に非常に危険です!
国内製品で安全性が確保されている商品を選んでください。
筋肉を休めることが大事なように、内臓を休めることも同様に大事です。
皆さん、どんなに体に良いものでも過剰摂取は禁物です。
ご自身やお子様の将来の為にも体に入れるものを、もう一度見直してみませんか?
ご存じの方も多いかと思いますが、完全栄養食と言われている「玄米」
胚芽や糠の部分にビタミン・ミネラル・食物繊維など、人間が健康を保つために必要とされる栄養素のほとんどを摂取でき、
GI値が55と低く、食後の血糖値の上がり方がゆるやかですので肥満予防にも効果的!
夢のような食材、積極的に食べていきたいのですが、玄米のぼそぼそ感が苦手といった方も多いかと…
そんな方にも手軽に玄米の恩恵を受ける方法を紹介したいと思います。
まずは「7分づきのお米」です。
7分づきのお米でしたら、白米に近い状態ですので、普段食べているご飯に近い感覚で食べる事が出来ます。
慣れてきましたら、5分づき、3分づきと、糠の割合を増やしていきましょう。
そしてもう1つおススメなのが、栄養満点な胚芽から作られた『こめ油』です。
クセもないので様々な料理に向いていますし、高温や酸化にも強く安定性もあるので、常温の冷暗所で比較的長い間保存が可能で、一人暮らしの方でも『油が余ってしまう』なんてことになりにくいです。
出来合いのものに1たらしでも良いですし、使用方法は自由です。
是非お試しください^^
皆さん、お正月は美味しいものを沢山食べられましたか?
覆水盆に返らず!
健康の為に運動はもちろん、食べることも大切ですので余分な分は運動で燃やしてしまいましょう^^
カロリー制限を防御とするならば、脂肪燃焼は攻撃!
攻撃力に極振りです!
様々な運動の中で特に脂肪燃焼が最も期待できるのが、サーキットトレーニング。
オススメの方法は
腕立て(30秒)+50m走(10秒休)→ツイストジャンプ(30秒)+50m(10秒休)
→スプリットジャンプ(30秒)+50m→バービー10回+50m
など、7~10種目程度の筋トレの間を“走ってつなぐ”といったメニューを2~3セット行えると良いでしょう。
筋トレ速度・走る速度ともに7割以上のスピードで行うと、“最大酸素摂取量の向上”も期待できます。
そして、トレーニング後も脂肪が燃え続ける“アフターバーン効果”が大きいのもサーキットの特徴です。
その効果によって超回復時にもエネルギー消費が続き、最大72時間は脂肪燃焼が期待できます。
脂肪燃焼の最大器官は “筋肉!”
レベルアップと脂肪燃焼の為に今年からサーキットトレーニングに“トライ”しましょう!
今回は、レース中に失速したときの対策法を紹介したいと思います。
レース中の失速を取り戻そうと頑張って蹴ってしまうと、足が後ろに流れてストライドが間延びし、真下接地が出来ず自分の体より前に接地してしまう…
いわゆる「ブレーキが掛かった状態」ですね。
そうなってしまいますと、脛の前脛骨筋や太腿の前の四頭筋が大きくダメージを受けてしまい、1キロ当たり10秒20秒の失速が、1分…2分…それ以上の大失速になってしまいます。
失速を最小限に留めるためには、体の真下に接地し、衝撃を筋肉ではなく脊柱で吸収する「省エネ走法」を意識しましょう。
真下接地を行う為には、回転数を上げ、歩幅を少し狭くするイメージで良いです。
また、足で「地面を蹴る」のではなく「真下に踏む」のが正解◎
失速前のペースに戻そうとするのではなく「失速を最小限に留める。」
まだまだマラソンシーズンは始まったばかり。
次のレースに向け、真下接地走りを習得しましょう!
マラソンシーズン真っ只中、宮崎でも今週末に青島太平洋マラソンが行われます。
レースが近くなりますと、思い通りに走る事が出来るのか?苦しいんだろうな~などと、不安になることもあるかと思います。
そこで今回は当日その場で実践できる、レース中に疲労を軽減できる秘訣をお教えしたいと思います。
それは、おでこの汗を拭くだけ!
おでこ(正確には目の上の眉付近)の汗はそのままにしておくと、目の中に入ってきます。
すると、表情は目をしかめたいわゆる苦しい表情になってしまう…
更に苦しい表情になると、脳は苦しいと判断し、実際に動きも硬くなってきます。
それを予防するためにこまめに汗を拭きましょう!
素手だと綺麗には拭き取れませんので、手袋か小さめのハンカチを持つことをお勧めします。
また呼吸の時も「ハッ、ハッ」よりも「ヘッ、ヘッ」の方が笑顔に近い形になりますので、リラックス効果が期待できます。
皆さん、苦しい時こそ笑顔で、脳を騙して少しでも楽に走りましょう!^^