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2024年01月15日

■SAM (shodai adventure mountain) 参加者へ

いよいよ今週末と開催が迫ってきました。 準備の方はいかがでしょうか?

先日、参加案内通知を参加者宛にメールしております。

まだの方は当日までに必ずご確認ください。

なお、今回初めてトレイルランニング大会に参加予定の方はそれにあわせて以下もご確認ください。

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◆天候(気温)

小岱山のスタート地点は標高200mの場所にあるため、ネットなどの予報気温から-1.2度計算が必要です。

また、最高地点の筒ヶ岳は501m(-3度)、風がある場合は風速1mで体感温度はさらに低くなります(-1度と言われています)。

これにより、より正確な予想気温で準備しましょう。

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◆ウェア(レイヤーリング)

トレイルランニングのためのアウトドアウェアは、機能性アンダーウェアやTシャツをベースレイヤー、保温目的のミッドレイヤーとしてウールやフリース、ダウンなどを考えます。

ウィンドブレーカーやレインウェアなどのアウターも重要です。

山を登り始めると体温が上昇し、汗をかくことが予想されますが、木陰に入るとひんやりします。

山頂では風が強い場合が多く、汗冷えが問題になります。レース全体で温度差が発生する可能性があり、ベンチレーション(風の吹き出し口やジッパーなど)を利用して衣類内温度を調整し、無駄な汗をかかないように注意が必要です。

スタート前にウィンドブレーカーなどを手元かザックの取り出しやすい場所に用意し、寒い状態からスタートしても最初の走行区間で十分温まります。

普段からの朝や夜のジョギングで気温とウェアの快適度を確認しておくと良いでしょう。

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◆ウェア小物アイテム

手袋、キャップ、バンダナ、手ぬぐいなどはウェアにプラスアルファの機能を提供します。

手袋は怪我から身を守るだけでなく、体温調節にも役立ちます。キャップやビーニー帽は雨や雪が降らなくても暖かさを提供します。

バンダナはシチュエーションに合わせて手首や首、頭に巻くことができ、汎用性が高いです。

手ぬぐいは怪我の際の止血や汚れた手を拭く際に利用でき、非常に便利です。

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◆水・補給食

個人差があるため、水分補給や補給食の量については慎重に考える必要があります。

トレイルランニングの10㎞では最低500ml〜1Lほどの水分が必要ですが、これも個人差がありますので注意が必要です。

補給食については1時間にエネルギージェル1個〜2個が一般的で、ジェル1個あたりの熱量は約100kcal〜120kcalです。

エイドステーションではチョコ菓子や飴、イチゴなどの果物も提供されます。

それらを計算してできる限りコンパクトで出走したいところですが、慣れないうちは持ちすぎるくらいがちょうど良いでしょう。

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◆バックパック

小岱山ロング23㎞、ショート14㎞のレースでは、いずれも7L〜10Lほどの容量のバックパックが適していると考えられます。

3L〜5Lのミニマルなザックはレースには適していますが、半日や1DAYのトレーニングでは容量が大きい方が便利です。

おにぎりやお弁当などのリアルフードや果物を持ち歩く場合など、季節にもよりますが初めてのバックパックは8L前後が適しています。

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◆シューズ

小岱山の地形は花崗岩や踏み固められた登山道で構成されていますが、岩場や地形が崩れやすい場所もあります。

トレイルランニングシューズは安定感があり、安全に走行できるのでお勧めです。

通常のランニングシューズよりも硬く作られており、アッパーも強度があります。

トレイルランシューズは滑りから発生する転倒や捻挫、他の怪我のリスクを低減できると考えられます。

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◆ソックス

トレイルランニングは汗をかくため、ソックスの選択はとても重要です。5本指のソックスは地面をしっかりとつかむ動作が可能で、足袋型ソックスもマメもできにくいのでトレラン向きです。

個人差があるため、自分に合ったソックスを見つけることが重要です。

素材ではウールやラミー糸などの自然繊維製のソックスは汗対策以外に臭いを軽減する傾向があります。

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◆必携品

携帯カップ(マイカップ)はSAMでも必要なアイテムです。

大会会場やエイドステーションでは紙コップがキッズ用以外ないため、マイカップは必須アイテムです。

また、エマージェンシーブランケットはいざというときの防寒アイテムとして必携品になっている大会がほとんどです。

これは季節を問わず必要ですので、是非準備しておいてください。

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◆山でのマナー

小岱山は玉名市、荒尾市、南関町にまたがる里山で、地元ハイカーの憩いの場所としても多く利用されています。

小岱山は眺望が素晴らしく、観音岳山頂付近には小岱山の象徴である唐戸岩があります。

コース上でもこれらの風景や岩を楽しむ多くのハイカーや登山者に出会うことが予想されます。

トレイルランニング中も、ハイカーを見かけた場合は「あいさつ」をし、「歩き」でのすれ違いがマナーとされています。

以上のことを守り、トレイルランニングを楽しんでいただければと思います。

JTRA発行の安全・マナーガイドもご確認ください。

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